小児矯正の適用年齢は5~10歳です。幼少期に矯正を行うことで骨格の成長を正常な成長曲線に乗せやすく、結果的に治療が早く済み、費用を安く抑えることができます。小児の矯正は2段階治療で行われます。
6〜12歳で開始する1期治療では額の骨の成長を促したり、抑制したりすることで、その大きさや形を改善します。乳歯と永久歯の混合した歯列矯正になり、通常半年から1年程度を要します。
12歳から成人期にかけて行う2期治療は、ブラケットなどで歯並びを整え、保定装置で固定する仕上げ治療です。多くの場合1年半から2年程度の期間をかけて治療します。